◆フィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナル エキシビション(7日、名古屋・IGアリーナ) GPファイナル閉幕から…
◆フィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナル エキシビション(7日、名古屋・IGアリーナ)
GPファイナル閉幕から一夜明けた7日、女子で6位の渡辺倫果(三和建装・法大)が取材対応。「もう、やるしかない。そういう意味で前向きに、強い気持ちがある」と、19日開幕の全日本選手権(東京)を見据えた。
ショートプログラム1本、フリーは2本、武器の大技・トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷させたが、フリーでは2本とも回転不足判定だった。「アクセルを2本、しっかりとできたというところでよかった部分と、ただそれに対する結果が伴わなかった部分でいろいろ(感情の)波があったけど」と明かした上で「一周回って、今は全日本に向けてやっていきましょう、という感じ」と笑顔ものぞいた。
日本勢4人が出場した今大会、上位2人に入った中井亜美(TOKIOインカラミ)、坂本花織(シスメックス)は代表選考でリード。一発勝負となる全日本に、夢の代表切符をかける。渡辺は「いろんなプレッシャーの中でいかに自分の軸を持てるかが重要。ここまでやってきたら大丈夫、と自分を洗脳するくらい、練習を積んで行くしかない」と、残す2週間を見据えた。