<スペインリーグ・アラベス1-0Rソシエダード>◇6日◇第15節◇メンディソローサレアル・ソシエダードの地元紙がリーグ戦…

<スペインリーグ・アラベス1-0Rソシエダード>◇6日◇第15節◇メンディソローサ

レアル・ソシエダードの地元紙がリーグ戦2試合連続の先発出場を果たした日本代表MF久保建英(24)について、「もう目を覚ます時間だ」とパフォーマンスの悪さを指摘した。

Rソシエダードは6日にアウェーで行われたスペインリーグ第15節でアラベスと対戦した。久保は先発出場するも、前半は相手のファウルに苦しめられ、見せ場がなかった。後半調子を上げていき、バレネチェアのシュートチャンスを演出し、自らゴールを狙う場面もあったが、得点を生み出すまでには至らず、33分にピッチを去った。チームは前半アディショナルタイムに奪われたPKの失点を最後まで返せずに0-1で敗れ、リーグ戦2連敗。暫定ながら12位に後退している。

クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保について、「ボールにさわることなく30分も過ごしてはいけない。彼はラ・レアル(Rソシエダードの愛称)のスター選手の一人であるにもかかわらず、ほとんど姿を見せなかった。もう目を覚ます時間だ。セルヒオ(フランシスコ監督)に交代させられた際、彼は驚いて去っていったが、彼のレベルに驚いているのは我々の方だ」と評し、チーム最低タイの1点(最高10点)と評価した。

同紙はファインセーブを披露したGKレミーロをこの日のMVPに選出し、チームトップの5点をつけた。続いて、ジョン・マルティン、チャレタ=ツァルが3点、アランブル、ゴロチャテギ、ブライス・メンデス、ゲデス、バレネチェアが2点、エルストンド、セルヒオ・ゴメス、カルロス・ソレール、サディクが久保と同じ1点。カリカブル、ザハリャン、ゴティは出場時間が短く採点なしとなった。

Rソシエダードはこの後、12日にホームで行われるスペインリーグ第16節で、降格圏内の18位に沈むジローナと対戦する。

(高橋智行通信員)