<カーリング五輪最終予選:日本2-5米国>◇6日(日本時間7日)◇男子1次リーグ◇カナダ・ケロウナ【ケロウナ(カナダ)=…

<カーリング五輪最終予選:日本2-5米国>◇6日(日本時間7日)◇男子1次リーグ◇カナダ・ケロウナ

【ケロウナ(カナダ)=飯岡大暉】26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)に向けたカーリング五輪最終予選で、男子日本代表(世界ランク10位)のSC軽井沢クラブがライバル米国(同6位)に2-5で敗れた。18年平昌大会以来、2大会ぶり3度目の五輪へ、黒星発進となった。

序盤は得点が大きく動かない展開。第2エンド(E)に1点を先制し、第3Eに同点にされる。3E連続で両者無得点で、第6Eまで1-1で試合が進んだ。

第7E、相手がハウス(円)に2つの石を残した状態で、フォース柳沢李空(24)のラストショットがガードに接触。2点スチールされて1-3と逆転された。第8Eに1点返したものの、第9Eに再び2失点して敗れた。

柳沢は「完全に押されていた展開。前半点差的にはよかったが、相手のミスありきのロースコアだった。後半は相手が調子上げてきて、こちらが読み切れず負けてしまった」と振り返った。

第7Eについては1投目のドローが長くなったところから相手に好機を与えたとして「2点スチールが結構勝負の分け目だった」とした。

7大会連続五輪出場中の女子に対し、男子は自国開催の98年長野、18年平昌の2回のみ。軽井沢は、9月の日本代表決定戦で、コンサドーレとの一騎打ちを制した。10月にはパンコンチネンタル選手権で銅メダルを獲得。今大会を勝ち抜き、3度目の五輪を目指している。

スキップ山口剛史(41)は「勝手に負けても次につながるようにやっている。後半に向けてはいいい感じにはなっていた」と切り替えた。

次戦は6日午後7時(日本時間8日正午)からオランダ(同13位)と対戦する。

◆男子SC軽井沢クラブの日程 ※日本の世界ランクは10位

7日午前2時 2●5米国(6位)

7日午後0時オランダ(13位)

8日午前7時 ポーランド(33位)

9日午前2時 韓国(12位)

9日午後0時 フィリピン(38位)

10日午前7時 ニュージーランド(19位)

11日午前2時 中国(9位)

11日午後0時 PO(1):予選1位×2位

12日午前8時 PO(2):(1)敗者×予選3位