米大リーグ、ブルージェイズは6日(日本時間7日)、元中日のジャリエル・ロドリゲス投手(28)をメジャー登録40人枠から…

 米大リーグ、ブルージェイズは6日(日本時間7日)、元中日のジャリエル・ロドリゲス投手(28)をメジャー登録40人枠から外したと発表した。同投手は24年2月に5年3200万ドル(約50億円)で合意。選手側に選択権がある28年年俸600万ドル(約9億3000万円)を含む3年1700万ドル(約26億4000万円)の契約を残し、事実上の戦力外扱いとなった。

 キューバ出身のロドリゲスは20年から23年まで中日に所属し、通算79登板(21先発)、10勝10敗39ホールド、防御率3・03をマーク。24年開幕前に亡命したと報じられた後、ブルージェイズと5年3200万ドル(約50億円)の長期契約を結んだ。

 24年4月にメジャーデビューを果たしたが、21先発で1勝8敗、防御率4・47と振るわず。86回2/3を投げて85三振を奪う一方で43四死球を記録するなど、安定感を欠き、リリーフに配置転換された。今季は66登板、3勝2敗2セーブ、防御率3・08の成績を残したが、ポストシーズンでは登録メンバーから外され、球団32年ぶりに進出したワールドシリーズの舞台にも立つことはできなかった。