◆明治安田J1リーグ▽第38節 鹿島2―1横浜FM(6日・メルスタ) 鹿島が横浜FMを2―0で下し、9シーズンぶり9度目…
◆明治安田J1リーグ▽第38節 鹿島2―1横浜FM(6日・メルスタ)
鹿島が横浜FMを2―0で下し、9シーズンぶり9度目のJ1制覇を果たした。主要タイトル通算21冠目となり、Jクラブ最多を更新した。
採点と寸評は以下の通り。
鬼木達監督【21・0】大一番で鹿島成分たっぷりの「らしい」試合。15戦無敗締め、就任1年目で快挙V。いざ黄金時代へ
GK早川友基【21・0】守護神という言葉では足らず、日本語に該当する言葉がないぐらいの、とにかくすごいGKに成長した1年となった
DF濃野公人【21・0】松村を巧みに走らせ2点目演出。けがに苦しみ1得点に終わったが、SBとしての幅は間違いなく広がった1年に
DF植田直通【21・0】アウェー湘南戦のキックオフからこの日の試合終了まで、フルタイム出場でV貢献。フェアプレー個人賞獲得は決定的
DFキムテヒョン【21・0】関川が抜けた穴を見事に埋めた。まだまだ伸び代を残していそうなのが末恐ろしい
DF小川諒也【21・0】小川の左足は、今や完全に鹿島のストロングポイントの1つ。期待感高まる鋭いキックで攻撃を彩った
MF三竿健斗【21・0】どっしりと構えて迎え撃つ部分での良さを見失わず、軽やかさも身につけ、成長を遂げた
MF知念慶【21・0】今日も今日とて、馬力の違いを見せつつ、展開力も随所に見せつつ、でもやっぱり馬力が桁違い
MF松村優太【21・0】奪って運んで完璧クロスで2点目をアシスト。今季の鹿島を語る上で、背番号27の台頭、躍動は欠かせない
MF荒木遼太郎【21・0】鹿島のキング、最終節にしてその正体をあらわに。実質【7・5】級。MOM
FW鈴木優磨【21・0】得点数やアシスト数ではなく、鹿島の順位こそ鈴木優磨というサッカー選手の評価基準。背中でチームを引っ張った
FWレオセアラ【21・0】21ゴールで堂々の得点王獲得。多くの「理不尽」で鹿島を救った。柏からの4ゴールはチーム順位に直結
FW田川亨介【21・0】後半37分IN。シーズン序盤は苦しんだが、そこから見事に巻き返した。身を粉にし、チームから求められる動きを繰り返した
DF小池龍太【21・0】後半47分IN。時に精神的支柱として、時に軍師として、時に先頭にも立ちながら、鹿島が躍動するために「今はコレ!」の最適解を示し続けた
DF津久井佳祐【21・0】後半47分IN。2―0から失点した直後、1番いてほしい人がベンチにいた、そんなイメージ。守備職人として存在感を示し続けたシーズンに
木村博之主審【21・0】この流れは避けられない
※平均は5・5~6・0点(のはず)。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ(採点・岡島 智哉)