【ワシントン6日(日本時間7日)=佐藤成】サッカーの2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の試合日程お…

【ワシントン6日(日本時間7日)=佐藤成】サッカーの2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の試合日程および会場が発表され、日本代表の森保一監督(57)が取材に応じた。

中部地域を戦うF組に入り、初戦のオランダ戦は米ダラスで6月14日現地時間午後3時、第2戦チュニジア戦はメキシコ・モンテレイで6月20日現地時間午後10時、第3戦欧州プレーオフB組の勝者戦は、再びダラスで6月25日現地時間午後6時となった。

暑さが厳しい中部地域での3試合。3カ国共催だからこその国境をまたいだ戦いとなる。移動距離だけでなくメキシコと米国では時差も生じる1次リーグ。コーチ、監督として過去2大会の経験がある森保監督は「チームの調整力が本当に問われる大会になると思います」と引き締めた。その上で「W杯出場を早く決められた分、いろんなさまざまな想定を基に調査して、もう既に準備をしてきているので、相手のチームを上回る準備をしっかりとできるかなということ思っております」と胸を張った。

第2戦は午後10時キックオフと日本ではあまりない遅い時間からスタートする。調整はより難しくなるが、日本時間では午後1時開始となることを考慮してこう語った。「1時ということで、より多くのサポーターの皆さん、国民の皆さんに見ていただく、そして共闘、応援をしていただけるかなと思いますので、そういった意味では、我々にとっては応援を力にできるというところではいいキックオフ時間だと捉えて、ポジティブにとらえて、しっかり挑戦したいなと思います」。

目標の頂点に向けて過酷な道のりも「いずれにしても、試合で戦う時は対戦相手と条件は変わらない」とキッパリ。「そこでどんな条件の中で我々が持ってる力を100パーセント出し切って、選手が思い切ってチャレンジできるようにっていう環境作りをしていきたい」とした。

中部地域で1次リーグを戦うF組に入った日本は、米ダラスとメキシコのモンテレイの2会場を行き来することとなった。

第1戦のオランダ戦は、6月14日の米国東部時間午後4時(日本時間同15日午前5時)にダラスで行われる。

公式の発表はいずれも時間は米国東部時間で、第1戦が6月14日午後4時(日本時間15日午前5時)、第2戦が21日午前0時(同21日午後1時)、第3戦が25日午後7時(同26日午前8時)となっている。

今大会から出場国枠が32から48に拡大。第1ポットから順に実施し、各ポットから1チームずつ1次リーグA-Lの12組に抽選で振り分けられた。原則として同じ大陸連盟のチームは同組にはならないが、16チームが出場する欧州のみ最大2チームまで同じ組に入る。