◆明治安田J1最終節 岡山2―1清水(6日・アイスタ) 今季限りで退団する清水エスパルスのMF乾貴士(37)が最終戦で涙…
◆明治安田J1最終節 岡山2―1清水(6日・アイスタ)
今季限りで退団する清水エスパルスのMF乾貴士(37)が最終戦で涙の別れを告げた。同じく退任する秋葉忠宏監督(50)からキャプテンマークを託されフル出場。試合後は「こんな僕を応援し続けてくれてありがとうございました」と涙ながらに感謝を述べた。試合は岡山に1―2で敗れ、J1復帰元年は11勝11分け16敗、勝ち点44の14位で終了した。
同じく退団するMF宮本航汰(29)は後半21分、育成時代から苦楽を共にしてきた北川と同じタイミングでピッチへ。尊敬する乾からはキャプテンマークを託された。「(乾)貴士君と(北川)航也の配慮に感謝したい。幸せでした」と感慨に浸った。今後は新天地を探して現役を続ける。育成出身のボランチは「航也には引退までここでやってもらいたい」と思いを託してアイスタに別れを告げた。