元小結遠藤の北陣親方(35)が6日、竹縄親方(51=元関脇栃乃洋)、三段目の栃登(32=春日野)、可貴(23=追手風)と…
元小結遠藤の北陣親方(35)が6日、竹縄親方(51=元関脇栃乃洋)、三段目の栃登(32=春日野)、可貴(23=追手風)とともに石川県能美市の辰口福祉会館を訪れ、能登半島地震の被災者と交流した。
この日の交流には、被災者57人が参加。北陣親方ら4人はいずれも石川県出身で、ユニクロのインナーウエア「ヒートテック」などを届けた。また、栃登と可貴がまわし姿になって、相撲健康体操を披露。石川県の食材を使った特製ちゃんこ鍋を振る舞い、4人が参加者と一緒に食べて交流した。
この活動は、ユニクロが支援を必要とする世界中の人々にヒートテックなどを寄贈する「The Heart of LifeWear」という活動でもある。活動名にちなみ、北陣親方らもハート形の紙にメッセージを書いてオリジナルボードを作成した。
北陣親方は「環境が変わって生活も慣れない部分もあると思いますが、一緒に一歩ずつ歩んでいきましょう!」と呼びかけ、竹縄親方は「皆さんの元気な姿を見ることができて、こちらもうれしかったです」と話していた。
石川県津幡町出身の横綱大の里からは、ビデオメッセージが寄せられた。「これから、本格的な寒さが始まってきますが、ユニクロのヒートテックを着て暖かくお過ごしください。まだまだ大変な日々が続いていくかと思いますが、皆さんに元気を届けられるよう、全力で相撲をとっていきます。石川の皆さん、一緒に前を向いて頑張っていきましょう!」と、地元への思いを語っていた。