2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組…

2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組の本命◎、対抗〇、穴サウジアラビア

△カボベルデ

【H組展望】

優勝候補でもあるスペインが本命。ウルグアイも1次リーグ突破は確実か。お互いに開幕2連勝と1次リーグ突破を決め、第3戦で首位通過を争う可能性が高い。サウジアラビアはアルゼンチンを2-1で破った前回大会のように番狂わせを起こせるか。

◆スペイン(13大会連続17度目)

世界ランク:1位

予選成績:欧州E組1位 5勝1分け0敗 21得点2失点

前回大会:16強

最高成績:優勝(10年)

「無敵艦隊」。親善試合を除いたW杯予選、欧州選手権などの公式戦で世界タイ記録となる31戦無敗(PK戦は引き分け扱い)を続ける。18歳のFWヤマルは注目選手の1人。10年大会以来2度目の頂点を狙う。

◆カボベルデ(初出場)

世界ランク:68位

予選成績:アフリカD組1位 7勝2分け1敗 16得点8失点

前回大会:不出場

最高成績:-

アフリカ大陸の西に浮かぶ人口50万人強の小さな島国が初出場。予選ではグルノーブル(フランス)などでプレーした31歳FWのW・セメドが活躍し、7勝2分け1敗で1位通過。愛称は「ブルーシャークス」。

◆サウジアラビア(3大会連続7度目)

世界ランク:60位

予選成績:アジアPO 4勝5分け3敗 10得点10失点

前回大会:1次L

最高成績:16強(94年)

今年のアジア年間最優秀選手に選ばれたFWサレム・ドサリ(アルヒラル)ら国内組中心のチーム編成。国内リーグ戦ではFWロナウド(アルナスル)ら世界トップレベルの選手と戦って個々の能力を高める。

◆ウルグアイ(5大会連続15度目)

世界ランク:16位

予選成績:南米4位 7勝7分け4敗 22得点12失点

前回大会:1次L

最高成績:30、50年

昨年9月にFWスアレスが代表を引退。知将ビエルサ監督のもとで中盤のバルベルデとベンタンクール、FWヌニェスがチームを引っ張る。最終ラインもR・アラウホ、ヒメネスら世界屈指のメンバーがそろう。