<明治安田J1:鹿島2-1横浜>◇最終節(第38節)◇6日◇メルスタ鹿島アントラーズFWレオセアラが2得点で9季ぶりの王…

<明治安田J1:鹿島2-1横浜>◇最終節(第38節)◇6日◇メルスタ

鹿島アントラーズFWレオセアラが2得点で9季ぶりの王座に貢献し、得点王の座も射止めた。クラブでは08年マルキーニョス以来2人目で、伝説の助っ人に肩を並べた。

前半20分、左からの折り返しに右足ダイレクトボレーで先制弾。後半12分もエリア内で味方の左クロスに頭から飛び込み、ユニホームを脱いで喜びを爆発。C大阪に在籍していた昨季マークした、J1自己最多タイの21ゴールに到達した。

16年にJ3琉球入り。21年からの横浜では2季連続で2桁得点を稼いだ。C大阪でもエース。鹿島では、膝に痛み止めの注射を打って強行出場したこともあった。国内4クラブ目で2度目の優勝、初の得点王に輝き「日本で続ける不安もあったけど、この5年間は、継続して個人的にもいい成績を残しながら歩めた。まだまだ成長したい」と実感を込めていた。【泉光太郎】