DeNAのドラフト3位・宮下朝陽内野手(東洋大)が6日、神奈川・横浜市で行われた新入団発表に出席し、国民的アイドルグル…

 DeNAのドラフト3位・宮下朝陽内野手(東洋大)が6日、神奈川・横浜市で行われた新入団発表に出席し、国民的アイドルグループ・嵐の熱狂的なファンであることを告白。グループは来年5月末をもって活動を終了するが、「有名になって、メンバーに会いにいきたい」と自身の活躍で、夢の共演をつかむことを誓った。

 もともとは母と姉の影響だった。シニアリーグに通う片道3時間の車の中で嵐のDVDを見続けているうちに夢中になり、「MCも完コピできる」ほどに没入。いつしか自身もファンクラブに入会した。

 これまで地元・北海道で行われたライブには足を運んできたが、グループの活動終了に伴う来春のラストツアーには、プロ入りしたこともあり“参戦”はできない。だが、「プロ野球選手になって、嵐と関われることをやってみたいというのは目標のひとつだった」と話し、「有名になって会いに行くしかないですね」と、自らメンバーたちとの対面の機会を引き寄せるつもりだ。

 この日、会見場で配布された新人選手のプロフィール冊子には、「自分の分身がいたら、野球以外に何をさせたい?」との質問に「嵐のマネージャー」と回答。登場曲も、もちろん嵐の楽曲からセレクトを予定しており「(使いたい曲が)多すぎて。一体感になる曲がいいかな」と思いを巡らせた。

 右投げ右打ちの即戦力内野手。牧の打撃フォームを参考にしており、「軸がブレないのがすごい。話を聞きに行きたい」と主砲への弟子入りに意欲を示す。「嵐みたいに国民的スターになりたいです」と大きな目標を掲げるルーキーは、あこがれの5人とのコラボ実現を夢見て、自らを鍛え抜く。