1次L突破直後の戦いがカギになりそうだ。2位以内で突破すると決勝T1回戦で激突するのは、優勝候補ブラジル、前回大会4強入…
1次L突破直後の戦いがカギになりそうだ。2位以内で突破すると決勝T1回戦で激突するのは、優勝候補ブラジル、前回大会4強入りのモロッコがいるC組の上位2チームのどちらか。3位で通過した場合はA、B、D、E、Iの1位のどれかと16強入りを争う。
世界一を掲げる中、ベスト32で大きな試練が予想される。森保監督は「まずは目の前の1戦1戦、グループリーグをしっかり勝ち上がってからの決勝トーナメントかなというところは忘れてはいけない」と断りつつ「いずれにしても、どこと対戦しても決勝Tはさらにグループリーグより厳しい戦いになる。対戦相手のことをしっかり分析しながら、持ってる力をもっと全て出し切れる準備が必要」とブレない姿勢で挑む。
この壁を越えると一気に決勝まで勝ち進むチャンスがある。2位以内で勝ち進んだと仮定すれば、ベスト16はA組とB組の2位同士の勝者か、E組とI組の2位同士の勝者とぶつかる。1回戦の相手よりも格下であることが濃厚。ここも勝てば史上初の8強にたどり着き、ファイナルも見えてくる。
好データもある。過去欧州2、アフリカ1の構成で戦った02年日韓大会、10年南アフリカ大会はともにベスト16入り。ただ今回の目標はあくまで優勝。森保監督は「簡単なことではありません」とキッパリ。その上で「必ずできるという信念を持って挑んでいきます。どんな相手にも正面から勝負を挑み、勝利を積み重ねていくことでしか最高の景色にはたどり着けません」と引き締めた。
◆各組3位 1次リーグは48チームが12組に分かれ、各組2位までと3位の成績上位8チームがベスト32による決勝トーナメントに進む。3位の成績上位8チームは<1>勝ち点<2>得失点差<3>総得点<4>フェアプレーポイント<5>最新FIFAランキングなどの順で順位を決める。どの8チームになるかは495通りあり、例えば日本がF組3位で、E、G、H、I、J、K、L組の3位とともに成績上位8チームになった場合、日本はE組1位と決勝トーナメントで対戦。D、G、H、I、J、K、Lとともに勝ち上がった場合はI組1位とぶつかる。