第105回全国高校ラグビー大会(27日から東大阪市花園ラグビー場)の組み合わせ抽選会が6日、大阪市内で行われ、1回戦で…
第105回全国高校ラグビー大会(27日から東大阪市花園ラグビー場)の組み合わせ抽選会が6日、大阪市内で行われ、1回戦でいきなり常翔学園(大阪第2)と茗渓学園(茨城)が対戦することが決まった。第68回大会(1988年度)の“幻の決勝戦”の再戦が決まり、常翔学園のフッカー岡本慶次主将(3年)は「歴史的な試合があったとは思うんですけど、そこで硬くならず自分たちのラグビーを楽しんでやっていけたら」と意気込んだ。
1989年1月7日、昭和天皇の崩御により、決勝戦が急きょ中止になった。対決予定だった常翔学園(当時大工大高)と茗渓学園は試合を行わず両校優勝。「昔からご縁があるチーム。私も現役時代、2006年度の3回戦で試合をした。思い入れがある」と常翔学園の白木繁之監督は懐かしんだ。
1回戦を勝ち進むと、2回戦ではシード校で3連覇を狙う桐蔭学園(神奈川第2)が待ち構える。強豪校との対戦を前に岡本は「(桐蔭学園には)春に負けているのでやり返したい」と強豪ひしめくブロックのなかでも勝ち進む覚悟を見せた。
常翔学園―茗渓学園戦は27日の13時15分から第3グラウンドにて行われる。