<明治安田J1:鹿島2-1横浜>◇6日◇最終節(第38節)◇メルスタ鹿島アントラーズが9季ぶり9度目のリーグ制覇を成し遂…
<明治安田J1:鹿島2-1横浜>◇6日◇最終節(第38節)◇メルスタ
鹿島アントラーズが9季ぶり9度目のリーグ制覇を成し遂げた。ホームで横浜F・マリノスに2-1で勝利。前回2016年以来の優勝を果たした。以来8度の監督交代を乗り越え、通算の歴代最多を自ら更新する21冠とした。
Jリーグの野々村芳和チェアマン(53)がコメントを寄せた。
リーグ最多を更新する9度目の優勝を成し遂げた常勝軍団に対して「鹿島アントラーズの皆さま、2025明治安田J1リーグ優勝、誠におめでとうございます」と祝福した。
さらに「今季から指揮を執る鬼木達監督のもと、22試合連続得点に表されるように鈴木優磨選手やレオセアラ選手ら攻撃陣の活躍と、早川友基選手や植田直通選手をはじめ、僅差での勝利にも大きく貢献した守備陣の安定感が際立ちました。就任1年目ながらリーグ最多の通算5回目の優勝監督となられた鬼木監督の手腕をたたえます」などとその戦いぶりを絶賛した。
下部組織のユースがクラブユース選手件、Jユースカップの2冠。高校年代最高峰のプレミアリーグEAST(東地区)も独走で制した。トップも久々のリーグタイトルをつかむなど、クラブとして充実したシーズンとなった。
コメント全文は次の通り
鹿島アントラーズの皆さま、2025明治安田J1リーグ優勝、誠におめでとうございます。Jリーグ歴代最多となる9回目のチャンピオンの栄光に輝きました。
今季から指揮を執る鬼木達監督のもと、22試合連続得点に表されるように鈴木優磨選手やレオセアラ選手ら攻撃陣の活躍と、早川友基選手や植田直通選手をはじめ、僅差での勝利にも大きく貢献した守備陣の安定感が際立ちました。就任1年目ながらリーグ最多の通算5回目の優勝監督となられた鬼木監督の手腕を称えます。
今年はトップ、ユースともに好成績をおさめ、鹿島アントラーズ躍進の一年となりました。トップチーム、フロント、アカデミーが連携し、クラブの隅々に常勝のメンタリティーを浸透させ、サッカー哲学の継承に努められていることが大きく実を結びつつあります。各年代に代表選手を数多く輩出するアントラーズの挑戦は、日本サッカー全体の強化育成にも大きく貢献しています。
今シーズン、クラブ歴代最多となる平均2万7000人を超える方が来場され、ファン・サポーターの応援も大きな後押しとなったことと思います。鹿島アントラーズはメルカリスタジアムのある鹿行地域全体に多くの人の流れをつくるべくスポーツツーリズムにも注力しており、クラブの躍進とともにさらなる交流拠点となることが期待されます。
鹿島アントラーズは、クラブ創設50周年となる2041年までに実現したいビジョンの一つに「アジアの盟主となる」ことを力強く掲げ、挑戦のプロセスを歩まれています。そのためにはリーグ全体のさらなる発展が不可欠であり、クラブとリーグが一丸となって歩みを止めずに成長を続けてまいります。
最後になりますが、ここまでクラブを築き上げられた全ての皆さまへ心より敬意を表します。鹿島アントラーズのますますの活躍を、大いに期待しています。