日本ハム郡司裕也捕手(27)が、来季のベストナイン初受賞を目標に掲げた。6日、山崎とともに札幌市内でトークショーに出席。…
日本ハム郡司裕也捕手(27)が、来季のベストナイン初受賞を目標に掲げた。
6日、山崎とともに札幌市内でトークショーに出席。イベント前に取材対応し、新庄剛志監督(53)からメインの起用を伝えられている三塁でベストナインを目指すことを明かした。さらに“郡司節”全開に、ベストジーニスト賞、ベストファーザー賞獲得にまで話は及んだ。
◇ ◇ ◇
来季は“たいとる郡司”を目指す。4日に「スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞」年間大賞の表彰を受けた郡司は、「やっぱりタイトル欲しいですね。打撃3部門とか」と見据えながら「ベストナインも狙いたい」と明かした。
本職は捕手だが、今季は三塁、一塁に加え、外野の守備にも就いてチームに貢献した。11月22日に行われたファンフェスでは、新庄監督から「開幕4番サード」を指名された。直接やりとりしたSNSでは、来季は「サードメインで行くよ」とメッセージが届いたという。「キャッチャーが減るかも知れない」とイメージし、「開幕サードでスタートするので、そこを目指したい」。昨年は球宴にもファン投票選出された同ポジションでのタイトルを見据えた。
この日のトークショーで共演した山崎の登板時も、何度も三塁ゴロを処理してきた。郡司は「サードゴロすんごいきますからね。で、さばくと(山崎が)サード見てニヤッとするんですよ」。昨季から挑戦したポジションでも、堅実な守備でマウンド上の投手を心地よくさせている。ベストナインに照準を定めた郡司はさらに、「ベストジーニストとか、ゆくゆくはベストファーザー賞も取りに行きたい」とノリノリ。将来は社会のタイトルを総なめにし、日本の注目を独り占めする。【永野高輔】