<明治安田J1:鹿島2-1横浜>◇6日◇最終節(第38節)◇メルスタ鹿島アントラーズが9季ぶり9度目のリーグ制覇を成し遂…
<明治安田J1:鹿島2-1横浜>◇6日◇最終節(第38節)◇メルスタ
鹿島アントラーズが9季ぶり9度目のリーグ制覇を成し遂げた。ホームで横浜F・マリノスに2-1で勝利。23勝7分け8敗で勝ち点を76に伸ばし、前回2016年以来のシャーレ(優勝皿)を奪還した。
今季の副将で、ゲーム主将を務めた元日本代表DF植田直通(31)は、歓喜の笛が響いた瞬間、おとこ泣き。3万7079人が詰めかけた聖地のサポーターに「長い間、待たせてしまって…申し訳なかったです。自分が(欧州から)帰ってきた意味を、やっと示せた」と声を震わせた。
スタンドを見上げて「この景色は忘れられないと思います。この景色を、もう1度…来年も必ず見たいと思います」と約束した。最後に、サポーターへの思いを問われると「鹿島が1番だ!!!」と叫び、常勝軍団の復活を告げていた。
16年リオデジャネイロ五輪(オリンピック)と18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本代表が、まだ若手だった9年前からリーダーになって、ファンと喜びを分かち合っていた。【木下淳】