スペイン紙マルカが日本代表について、「“サムライブルー”はもはやサプライズではない」と高評価した。5日に米ワシントンで開…

スペイン紙マルカが日本代表について、「“サムライブルー”はもはやサプライズではない」と高評価した。

5日に米ワシントンで開催された2026年ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会翌日、スペイン紙マルカが各グループおよび参加チームについて分析した。

日本のF組に関して、「オランダは抽選結果に満足している」とし、「今回は日本、チュニジア、そして欧州予選プレーオフBの勝者が最初のライバルとなる3チームだ。その中で、ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアが争うプレーオフを勝ち抜いてきたチームが手強い相手になり得る」と評した。

一方、日本については、「22年のカタール大会で築き上げた“ジャイアントキリング”の名声をさらに高めようとしている。スペインとドイツに2-1で逆転勝利し、首位で決勝トーナメント進出を決めた」と紹介した。

さらに、「“サムライブルー”はもはやサプライズではない」と高評価し、「森保一監督率いる代表チームは、開催3カ国に次いでW杯出場を決めた最初のチームとなった。カタール大会でセンセーションを巻き起こした。優れた足技を持つ選手(久保、遠藤、鎌田)を擁し、攻撃的なウイング(三笘、堂安、南野)も豊富だ。しかし、両方のペナルティーエリア内での支配力が欠けており、守備の甘さと決定力不足がしばし命取りとなる。負傷中の鈴木と上田の復帰が解決策となるかもしれない」と分析している。(高橋智行通信員)