14年ぶりに師走開催に戻った伝統の中距離重賞での珍名馬とレジェンドとのタッグに、SNS上は歓喜の声があふれた。14頭立…
14年ぶりに師走開催に戻った伝統の中距離重賞での珍名馬とレジェンドとのタッグに、SNS上は歓喜の声があふれた。14頭立てで争われた鳴尾記念(阪神競馬場、芝1800メートル)で、8番人気のオニャンコポン(セン6歳、美浦・小島茂之厩舎、父エイシンフラッシュ)は、8着に終わった。勝った2番人気のデビットバローズ(セン6歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)の勝ちタイムは1分43秒7。1番枠からスタートしたオニャンコポンは、後方2番手からレースを進め、4コーナーでも最内を選択。だが、前が開かず、上位進出はならなかった。
オニャンコポンは、そのかわいらしい名前だけでなく、22年の京成杯を勝つなど話題に。だが、以降は不振に陥り勝ち星を挙げられなかった。2走前の七夕賞・G3で11番人気の低評価を覆す3着と奮起しファンを喜ばせたが、前走のチャレンジC・G3では6着と成績を落としてしまった。
今回はキャリア25戦目で、名手・武豊騎手と初タッグ。出走前からSNSでは「激アツ演出」「3年ぶりの重賞制覇ありえる」と期待の声が上がっていたが、レースを終えても「直線で前が詰まっていたし最内枠が悪かったかな」「武さん騎乗ありがとう」「オニャンコポン頑張りました」「武さんが乗ると思わなかったからなんか嬉しかったわ」「西日を浴びながら内でもがく姿もカッコよかった」「オニャンコポン一生推す」など異色のコンビにコメントが多く寄せられていた。