元フィギュアスケート選手で2010年バンクーバー五輪男子代表の織田信成さんが6日、都内で行われた「二子玉川ライズスケー…

 元フィギュアスケート選手で2010年バンクーバー五輪男子代表の織田信成さんが6日、都内で行われた「二子玉川ライズスケートガーデン」のオープニングイベントに登場。屋外リンクで華麗なスケーティングを披露した織田さんは「ここの氷は本当に滑りやすくて、スケートが上達すると思います。ホームリンクをここに移そうかな」と笑顔で魅力を語った。昨シーズンは延べ2万5000人以上の来場者がスケートを楽しんだスケートガーデン。来年3月1日までオープンしている。

 イベントでは3択クイズが行われた。現役時代に一番嫌だった練習は「早朝練習」だったと明かし「一番早い時で午前3時半に起きていました。4時半に出て、5時半にリンクについてアップして6時から練習」と懐かしそうに振り返り、会場からも驚きの声が上がっていた。ファンと交流を深めた後は、1曲を通してスケートを披露。会場を魅了した。

 現在、ミラノ・コルティナ五輪の前哨戦となるグランプリ(GP)ファイナルが名古屋市IGアリーナで行われている。男子は鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)がショートプログラム(SP)で4季ぶりの自己新となる108・77点をマーク。首位でこの日の午後8時から行われるフリーへ向かう。織田さんは「優真くんのスケートは足元から音符が出ている。SPでは音符がめちゃめちゃ出ていて、すごい良かったです」と興奮気味に話していた。