◇フィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナル 最終日(6日、名古屋・IGアリーナ) 男子フリーに向けた公式練習が行…

◇フィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナル 最終日(6日、名古屋・IGアリーナ)

 男子フリーに向けた公式練習が行われ、ショートプログラム(SP)1位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)、2位の佐藤駿(エームサービス・明大)がら最終調整を行った。

 SPで4季ぶりの自己新となる108・77点をマークした鍵山。フリー「トゥーランドット」の曲をかけ、冒頭の4回転サルコーは着氷乱れ。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)からの連続ジャンプは降りたが、ややジャンプに不安を残した。佐藤は曲をかけての練習で、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)―オイラー―3回転サルコーの連続ジャンプを着氷。4回転トウループは2度転倒し、その後の練習で修正した。

 鍵山を14・72点差で追う世界王者のマリニンは、曲をかけての練習ではジャンプは跳ばず。その後はフリップ、ルッツ、アクセル、トウループなど複数の4回転ジャンプを次々に着氷させ、逆転Vへの準備を整えた。男子フリーは午後8時から始まり、佐藤は8時38分、鍵山が最終滑走8時46分から登場する。