12月6日の阪神6R・2歳新馬(ダート1200メートル=10頭立て)は単勝2番人気のエルル(牝、栗東・小崎憲厩舎、父ヤ…
12月6日の阪神6R・2歳新馬(ダート1200メートル=10頭立て)は単勝2番人気のエルル(牝、栗東・小崎憲厩舎、父ヤウポン)が逃げ切りで勝利した。父は米国で供用されている今年の新種牡馬。10月の東京で新馬勝ちを決めたジャレッド(牡、栗東・秋山真一郎厩舎)に続くJRA通算2勝目となった。勝ち時計は1分13秒9(良)。
好スタートを決めた。即座に行き脚が付き、ハナを奪った。道中もしっかりと折り合い、先頭で直線へ。残り100メートルから2、3着馬が脚を伸ばしたが、1馬身差を付ける完勝だった。菱田裕二騎手は「1週前に乗せていただいて、坂路ですごくいい動きでした。ゲートも出してもらったんで、いい勝ち方だったと思います」と能力を評価した。
小崎調教師は「森(秀行調教師)さんと一緒に(米国へ)行った時の馬です。調教、ゲートも速かったですし、調教通りのレースでしたね。操縦性は高いし、素直ですよ」と笑顔を見せた。