◆ラグビーリーグワン▽プレシーズンマッチ 静岡ブルーレヴズ54―28浦安(5日、静岡・ヤマハ大久保グラウンド) 静岡ブル…

◆ラグビーリーグワン▽プレシーズンマッチ 静岡ブルーレヴズ54―28浦安(5日、静岡・ヤマハ大久保グラウンド)

 静岡ブルーレヴズがリーグ開幕前の最後のプレシーズンマッチを地元で行い、浦安を54―28で下した。

 後半30分には18歳の新人プロップ・本山佳龍がピッチに立ち、約10分間プレーした。U―19日本代表にも選ばれた本山は長崎南山高を卒業後、大学ラグビー界ではなく、プロ選手としての活動を選択。静岡ブルーレヴズに入団し、今春からは同じ磐田市内の静岡産業大で学業にも励む、文武両道の「二刀流」選手だ。

 この日のデビュー戦では、出場していきなりスクラムを組んだ。ゴール前の連続攻撃ではボールを運ぶ場面も。188センチ、113キロの大器は「緊張せずプレーできた。いいスクラムも組めた」と振り返った。

 試合後の円陣では、先輩たちから拍手され、「スタッフやチームメートのサポートのおかげです」と感謝のあいさつ。今後に向けて「ここから一回りも二回りも大きくなって、スクラムトライが取れるくらい強くなりたい」と意気込んだ。