【ワシントンDC(米国)5日=岩原正幸】FIFAW杯2026北中米大会の組み合わせ抽選会が米国東部時間5日正午(日本時…
【ワシントンDC(米国)5日=岩原正幸】FIFAW杯2026北中米大会の組み合わせ抽選会が米国東部時間5日正午(日本時間6日午前2時)にワシントンDC、ジョン・F・ケネディ・センターで行われ、8大会連続8度目の出場となるFIFAランク18位の日本は、同7位オランダ、同40位チュニジア、欧州予選プレーオフ(PO)B組(スウェーデン、ウクライナ、ポーランド、アルバニア)の勝者と戦うことが決まった。
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組み合わせが決まり、日本代表の森保一監督は「非常に厳しいグループに入ったなと思います」と何度も繰り返し、率直な感想を口にした。
過去対戦成績で1分け2敗のオランダとは、W杯では2010年南アフリカ大会の1次Lで対戦し、0―1で敗戦している。主将DFファンダイクを中心に初の世界一を目指す強豪の印象について、指揮官は「世界トップトップの力を持っている国かなと思います。W杯はまだ取ったことはないチームだと思いますけど、決勝にも進んでいるチーム。世界のトップトップの力を持っている国かなと思います」と強調した。
チュニジアとは、W杯では2002年日韓大会の1次リーグ(L)で対戦して2―0で勝利するなど、過去の通算成績は5勝1敗で好相性を誇る。それでも、アフリカ予選を9勝1分け、22得点無失点で突破していることもあり「チュニジアも予選では負けなしで、9勝1分け、失点0できているチーム。守備は堅く、試合巧者」と警戒感を強めた。
それでも、既にコーチングスタッフや分析班から連絡を受けたことを明かした指揮官は「これまでやってきたことに自信を持ってW杯に挑んでいくということをやっていきつつ、対戦相手の戦術的な傾向をしっかりと我々が把握した中で対策を講じていけるように。これまでやってきたことを徹底してやっていくということをスタッフには伝えたい。既にオランダとチュニジアに関してはフィックス出来た。既に連絡はきているので、分析スタッフ、コーチングスタッフは準備を進めてくれているなと心強い限りです」と話した。