J1神戸の来季監督に、今季限りで広島の監督を退任するミヒャエル・スキッベ氏(60)の就任が決定的となっていることが5日…
J1神戸の来季監督に、今季限りで広島の監督を退任するミヒャエル・スキッベ氏(60)の就任が決定的となっていることが5日、分かった。同氏は広島を4シーズン指揮し、今季はリーグ制覇を逃したがルヴァン杯で2度目の優勝に導いた。11月にクラブと合意の上で退任が決まっていた。
2022年から広島で監督を務め、1季目にリーグ戦で前年11位から3位に浮上させ、天皇杯で準優勝、ルヴァン杯初優勝に導いた。今年の富士フイルム・スーパーカップは神戸を下し優勝した。スキッベ氏の通訳を務める松尾喜文コーチ(47)もこの日、広島との契約満了を発表。ともに神戸入りが有力視される。
神戸は今季リーグ3連覇を逃し、天皇杯は準優勝。3年半率いた吉田孝行監督(48)が11月30日に退任を発表した。来年は新たな体制で臨む。
◇ミヒャエル・スキッベ 1965年8月4日生まれ。ドイツ出身。現役時代はシャルケに所属し、ポジションはFW。22歳で引退し、指導者の道を歩む。ドイツ代表コーチやギリシャ代表監督、ドルトムント、レバークーゼン、フランクフルトなどの監督を経て、2022年から広島を率いる。リーグ戦通算143試合で70勝36分け37敗(第37節現在)。