【ワシントンDC(米国)5日=岩原正幸】来年6月11日に開幕する2026年北中米W杯の組み合わせ抽選会は5日(日本時…
【ワシントンDC(米国)5日=岩原正幸】来年6月11日に開幕する2026年北中米W杯の組み合わせ抽選会は5日(日本時間6日)、米国のワシントンDCで行われる。FIFAランク18位の日本はポット2に入る。
* * *
ポット3はノルウェー(29位)、パナマ(30位)、エジプト(34位)、アルジェリア(35位)、スコットランド(36位)、パラグアイ(39位)、チュニジア(40位)、コートジボワール(42位)、ウズベキスタン(50位)、カタール(51位)、サウジアラビア(60位)、南アフリカ(61位)が入る。
最大の注目は、7大会ぶり4度目の出場となるノルウェー代表で、同ポットの中では頭一つ抜けた実力を持つ。194センチの長身に加えて、並外れた走力と決定力を持つ怪物FWハーランド(マンチェスターC)は、欧州予選の8試合で驚異の16得点を記録。チームも全勝で、欧州予選で他に全勝で通過したのはイングランド代表のみだ。ノルウェーが同組になれば苦戦が必至で、ポット1の抽選次第では一気に死の組へと変貌(へんぼう)する。当然、日本も1次リーグでは対戦を避けたい相手だ。
前回のカタールW杯ではポット3のチームから3か国が決勝トーナメントに進んだ。特にモロッコは準決勝進出を果たし、大会を彩った。日本も前回大会はポット3に入り、ドイツとスペインから金星を挙げた。今大会でも、ポット3からの快進撃に期待がかかる。
ポット1のチームと比べて力は劣るかも知れないが、強敵ぞろいなことは確か。森保ジャパンが1次リーグを確実に突破し、なおかつ上位で通過するためには、ポット3のチームからいかに勝利をもぎ取れるかが重要になる。