【ワシントンDC(米国)5日=岩原正幸】26年北中米W杯の組み合わせ抽選会が5日(日本時間6日午前2時)、米ワシントン…

 【ワシントンDC(米国)5日=岩原正幸】26年北中米W杯の組み合わせ抽選会が5日(日本時間6日午前2時)、米ワシントンで行われる。FIFAランク18位の日本は「ポット2」に入り、1次リーグで対戦する3チームが決定する。

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 22年カタールW杯で、日本は“死の組”に入った。【ドイツ】、【スペイン】と同組になり、2つのW杯優勝経験国と1次リーグでしのぎを削ることになった。もう1か国は抽選会時点でコスタリカとニュージーランドのプレーオフ勝者となっており、プレーオフの結果【コスタリカ】に確定した。

 第1戦の相手はドイツ。PKで失点するなど、前半は完膚なきまでにやられたが、後半に冨安健洋をピッチに送り出し、急造3バックへの変更で勝機を見いだした。堂安律のゴールで追いつき、ドイツを慌てさせると、途中投入の浅野拓磨が決勝点を挙げ2―1で競り勝った。

 第2戦のコスタリカ戦を0―1で落とし、1次リーグ突破に暗雲立ち込めたが、第3戦のスペイン戦で0―1で迎えた後半に堂安、田中碧が決め、逆転に成功。粘るスペインを相手にDFラインも奮闘し、“死の組”を1位で突破した。

 決勝トーナメントではPK戦の末にクロアチアに敗れ、通算4度目の16強敗退。最終的に3位に入った難敵にあと一歩まで迫ったが、トーナメントでの初勝利はお預けとなった。

 ◆26年北中米W杯組み合わせ抽選 出場48チームをA~Lの12組に分ける。ポット1には開催国の米国、メキシコ、カナダのほか、アルゼンチンやスペイン、フランス、ブラジルなどの強豪国が集う。日本はポット2。ポット3はノルウェーやエジプトが難敵か。ポット4はプレーオフ突破組も入るため、イタリアが名を連ねる可能性がある。