【ワシントンDC(米国)5日=岩原正幸】26年北中米W杯の組み合わせ抽選会が5日(日本時間6日午前2時)、米ワシント…
【ワシントンDC(米国)5日=岩原正幸】26年北中米W杯の組み合わせ抽選会が5日(日本時間6日午前2時)、米ワシントンで行われる。FIFAランク18位の日本は「ポット2」に入り、1次リーグで対戦する3チームが決定する。
* * *
日本がW杯初出場を果たした98年フランス大会において、日本はH組に入った。同組は【アルゼンチン】【クロアチア】【ジャマイカ】の3か国だった。
アルゼンチンを除く3か国が全て初出場国となり、組み合わせに恵まれた側面もあった日本だが、初のW杯は、3戦全敗とほろ苦い結果となった。
初戦のアルゼンチン戦は0―1での敗戦。世界的ストライカー・FWバティストゥータにゴールを許し、スコア以上の差を見せつけられた初陣となった。第2戦でも、この大会で最終的に3位に入ったクロアチアに0―1で敗れた。
第3戦は2敗同士の対決となったジャマイカ戦。W杯初勝利も期待されたが、前半に先制を許し、後半9分に追加点を奪われて万事休す。同29分にFW中山雅史にゴールが生まれ、1点を返したものの、追いつくことはできなかった。
◆26年北中米W杯組み合わせ抽選 出場48チームをA~Lの12組に分ける。ポット1には開催国の米国、メキシコ、カナダのほか、アルゼンチンやスペイン、フランス、ブラジルなどの強豪国が集う。日本はポット2。ポット3はノルウェーやエジプトが難敵か。ポット4はプレーオフ突破組も入るため、イタリアが勝ち上がれば強豪ぞろいの組となる可能性がある。