【ワシントンDC(米国)5日=岩原正幸】26年北中米W杯の組み合わせ抽選会が5日(日本時間6日午前2時)、米ワシントン…

 【ワシントンDC(米国)5日=岩原正幸】26年北中米W杯の組み合わせ抽選会が5日(日本時間6日午前2時)、米ワシントンで行われる。FIFAランク18位の日本は「ポット2」に入り、1次リーグで対戦する3チームが決定する。

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 06年ドイツW杯で日本は【オーストラリア】、【クロアチア】、【ブラジル】と同じF組に入った。オーストラリアは当時オセアニア代表として出場しており、クロアチアは98年フランスW杯以来2度目の同組。ブラジルは当時FIFAランク1位だった。

 この大会は対戦順がカギとなった。オーストラリア→クロアチア→ブラジルと、徐々に相手のレベルが上がっていく順番となっており、初戦のオーストラリア戦の重要度が極めて高く、そのため初戦で敗れたことが尾を引いた。

 オーストラリア戦(1●3)は中村俊輔のゴールで先制しながらも、相手のパワープレーに屈し後半39分以降に悪夢の3失点を喫した。

 第2戦クロアチア戦(0△0)はスコアレスドローに終わり、第3戦のブラジル戦で複数得点での勝利が求められる絶体絶命の状況に陥った。結果、玉田圭司のゴールで先制するも王国ブラジルに1―4で大敗。2大会連続の決勝トーナメント進出を逃した。

 ◆26年北中米W杯組み合わせ抽選 出場48チームをA~Lの12組に分ける。ポット1には開催国の米国、メキシコ、カナダのほか、アルゼンチンやスペイン、フランス、ブラジルなどの強豪国が集う。日本はポット2。ポット3はノルウェーやエジプトが難敵か。ポット4はプレーオフ突破組も入るため、イタリアが名を連ねる可能性がある。