自動車のスーパーGTの年間表彰式「SUPER GT HEROES 2025」が5日、都内のホテルでドライバー、チーム関係…
自動車のスーパーGTの年間表彰式「SUPER GT HEROES 2025」が5日、都内のホテルでドライバー、チーム関係者など約400人が出席して行われた。サーキットではレーシングスーツにヘルメット姿のドライバーが、フォーマルウエアやスーツで決めて登壇した。
au TOM’S GR Supraに乗りGT500クラス初の3連覇で最多タイ4度目の王者となった坪井翔(30)は「スーパーGTの歴史に名を刻めた。4連覇へ向けて頑張ります」とあいさつ。パートナーの山下健太(30)も「来年、チーム4連覇を目指せる。よろしくお願いします」と続いた。
GT300クラスを制したLEON PYRAMID AMGの蒲生尚弥(36)は、7年ぶり2度の栄冠。「来年も素晴らしいレースでファンに喜んでもらえるよう頑張ります」。パートナーの菅波冬悟(30)は「メーカー外ドライバーとしてレースをしてきた。これまで協力していただいた人に感謝します。連覇狙います」と誓った。
今季限りで引退する松田次生(46)と伊沢拓也(41)は特別表彰を受けた。最多25勝を挙げた松田は「強いドライバーになることだけを意識してやってきた。チームメートに恵まれました」とパートナーに感謝した。19年走ってきた伊沢は「チャンピオンになれなかったことは本当に残念。長くレースをできたことをうれしく思います」と笑顔だった。
全日本GT選手権から現在の名称となって20周年となった今季、GTアソシエイション坂東正明代表(70)は「全てのスタンドを満員にする素地ができた1年だった」とあいさつした。