楽天の新入団選手発表会見が5日、仙台市内で行われ、楽天育成ドラフト2位の日本海L石川・大坪梓恩外野手(21)は和製ボイト…
楽天の新入団選手発表会見が5日、仙台市内で行われ、楽天育成ドラフト2位の日本海L石川・大坪梓恩外野手(21)は和製ボイトに名乗りを上げた。
大坪は20年ア・リーグ本塁打王に輝いた実績がある“神助っ人”の名前を自ら口にした。「自分の目標としてる選手はルーク・ボイト選手です。2桁ホームランを打てるように自分も頑張りたい」。ボイトは今季途中加入ながら67試合で打率3割、13本塁打をマーク。188センチ、117キロの大砲に対し、大坪も190センチ、110キロと見劣りしない体格を誇る。
楽天では希少な右のロマン砲だ。「スタジアムの観覧車にぶつけられるように頑張りたい」。左翼席後方にそびえる“球場の顔”に1発をぶち込むつもりだ。日本海Lでは本塁打王に輝き、電光掲示板を破壊する一撃を放ったこともある。「(本塁打は)2桁目指して、ほんとは40本ぐらい打ちたいって言いたいんですけど、まずは支配下目指して」と引き締めた。
背番号は「129」に決まった。