楽天の新入団選手発表会見が5日、仙台市内で行われ、ドラフト4位の学法石川・大栄利哉捕手(18)はYG安田ばりの大きな体を…
楽天の新入団選手発表会見が5日、仙台市内で行われ、ドラフト4位の学法石川・大栄利哉捕手(18)はYG安田ばりの大きな体を見据えた。
強肩強打の捕手に成長し、楽天の中心選手となる。「自分のアピールポイントは肩の強さと逆方向にも長打を打てることです。最終的には打てるキャッチャーを目指して頑張っていきたい」。1年目は体作りに注力する。「一番はチームで言ったらYG安田さんのような、大きい体を目指して頑張っていきたい」。178センチ、85キロと決して小さな体ではないが、さらなるパワーアップを目指す。
「タツキくん」と再会した。仙台育英(宮城)出身の兄陽斗さん(トヨタ自動車)が、ドラフト2位の伊藤樹投手(22)の2学年先輩で以前から交流があった。大栄は「(兄から伊藤樹に)『よろしく頼むね』と連絡を入れてもらいました」。そう明かした上で「昨日もタツキさんの方からコミュニケーションを取ってきてくれて、すごくやりやすい環境を作ってくれた。これから長い付き合いになると思うんですけど、仲良くさせていただきたい」と力を込めた。
一方で呼び方変更をするという。親しい間柄で、これまでは「タツキくん」と接してきたが「大先輩なので『さん』の方でいきたい」と笑顔を見せた。
背番号は「72」に決まった。