「フィギュアスケート・GPファイナル」(5日、IGアリーナ) ジュニア男子フリーが行われた。2大会ぶりの優勝を目指した…

 「フィギュアスケート・GPファイナル」(5日、IGアリーナ)

 ジュニア男子フリーが行われた。2大会ぶりの優勝を目指したSP首位の中田璃士(TOKIOインカラミ)は163・22点。合計249・70点で2位に終わり、キスアンドクライで肩を落とした。「絶対勝つっていう思いで、最初にリンクに上がったときから絶対倒すという気持ちでいた。緊張もしましたけど、やっぱりこれが、今の自分の全てなのかな」と振り返った。

 冒頭の4回転サルコーは3・05点の高いGOE(出来栄え点)を得た。4回転-3回転の連続トーループも完璧に着業。しかし、その後のジャンプでは転倒こそしなかったものの、着氷が乱れる場面があった。「終わった瞬間は勝ったかなと思ったけど、よく考えてみれば全然ジャンプも良くなかった。覚えてないです」と語った。

 次の大会は、全日本選手権。「シニアの舞台に出たら皆さんライバル。その上でみんな倒したい。全員倒して1位になります」と誓った。