来年2月のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)に向けたカーリング五輪最終予選が5日(日本時間6日)、カナダ・ケロウナで…

来年2月のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)に向けたカーリング五輪最終予選が5日(日本時間6日)、カナダ・ケロウナで開幕する。

女子日本代表(世界ランク5位)はフォルティウスが出場。スキップ吉村紗也香を中心に、日本女子8大会連続出場を目指す。

8チームで総当たりの1次リーグ(L)を行い、3チームがプレーオフに進出。五輪への残り2枠を争う。日本は米国と並ぶ有力候補だが、ノルウェー、トルコも絡んで4カ国での争いが予想される。

カギは初戦の米国戦。フォルティウスは3月の世界選手権で対戦し、6-9で敗れたライバルといきなり顔を合わせる。勝てば五輪へ大きなアドバンテージを手にできる。

初戦は氷への適応力が重要になる。前日練習を終えた吉村は、チームを通じて「練習の時は少し重ためのアイスでしたが、本番のアイスは曲がりも滑りも変わってくると思います。今日大会仕様の会場になっていていよいよ始まるなとワクワクしています!」とのコメントを発表。

先月には会場で合宿も実施し、事前に感触を確かめており「カナダに入り会場に着いた時『帰ってきた』とホーム感がありました。ケロウナの合宿から今日にかけて調子を上げてこれたと思います」と自信をのぞかせた。

また、3月の対戦ではノルウェーに6-3で勝利したものの、トルコには3-4で敗れている。今回はトルコとは1次Lの5戦目、ノルウェーとは最終7戦目で対決。2枠入りへ、気の抜けない戦いが続く。