立ち技打撃格闘技のK-1は5日、都内で記者会見を開催し「K-1ワールドGP2026~-90キロ世界最強決定トーナメント~…
立ち技打撃格闘技のK-1は5日、都内で記者会見を開催し「K-1ワールドGP2026~-90キロ世界最強決定トーナメント~」(26年2月8日、東京・代々木第二体育館)の追加対戦カード1試合を発表。会見後には、リモート参加だったK-1プロデューサーの須藤元気氏に代わり、前K-1プロデューサーで現Krushプロデューサーの宮田充氏がメディアに対応した。
宮田氏はK-1ワールドGPフェザー級王者の寺田匠(team VASILEUS)がインスタグラムに「K-1に試合組んもらえない理由がわからない どうしたらいいんだよ もう開き直るしかない」と不満を書き込み、それに対して自身がXに「K-1は防衛戦を行うことを何度も求めています」と反論を記したことについても言及した。
宮田氏は「僕らは選手とやり合う気はさらさらなくて。(マッチメークを)整えて興行としてやるっていうのが第一なんで」と前置きした上で「チャンピオンベルトはその団体のシンボルであり目標なんです。その山のてっぺんが見えるのか見えないのかっていう状況は好ましくないと思うんですよ。ケガとかコンディション、あとは体重で階級を上げるとか、そういうのはしょうがないことですけど、やっぱりチャンピオンに関しては僕らも当たり前のこと(防衛戦)を求めるし」と話した。
宮田氏は「何らかの決着はあると思うんですけど、僕らも運営としてチャンピオンの立場の選手とも向き合わなきゃいけないし、チャレンジャーの立場の選手とも向き合わなきゃいけない」「選手だからいろいろありますよ。自分はこうなりたい、いくら欲しい、もっと目立ちたい、いろんな欲望があるし。だからそれがかみ合う時とかみ合わない時がある。僕らも組みたいマッチメークが組めるのはぶっちゃけ3割ぐらいなんですよ」と試合を組む難しさに触れ、「あんまりスタンスを崩さず、やっぱりK-1としてこういうラインというのはあるので。(決着まで)時間はかけたくないかなと思う」と話した。