ダニエル・ポヤトス監督(47)のリーグ最終戦を勝利で飾る。ガンバ大阪は5日、大阪・吹田市内の練習場で非公開練習を行い、東…

ダニエル・ポヤトス監督(47)のリーグ最終戦を勝利で飾る。

ガンバ大阪は5日、大阪・吹田市内の練習場で非公開練習を行い、東京ヴェルディ戦(6日、パナスタ)に向けて調整。今季限りでの退任が発表されているポヤトス監督は「エモシオナル(感情的)な試合になる」とリーグではラストとなる一戦への思いを語った。

就任した23年は残留争いに巻き込まれる苦しいシーズンとなったが、昨季はリーグ4位、天皇杯準優勝と躍進。目標としたタイトル獲得はならなかったが、あと1歩まで迫った。その働きぶりを「タイトルを届けられなかったことは悔しく思うが、難しい状況からの3年間、自分自身は良い仕事をしたと自負している。安定性という形でしっかり作り上げたと思っているし、次の監督がタイトルに向けて戦ってくれると思う」と振り返った。

これまで熱い声援を送ってくれたサポーターへの感謝も抱いて戦うリーグでのラストマッチになる。「地域の愛情をたっぷり受けてきた。ファンのみなさんに全てをささげたいし、最終的には勝利という形でささげたい」。11日のアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)ラチャブリ(タイ)戦よりも多くの観衆が見込まれる東京V戦を「フィエスタ(祭り)のような形になる」と表現した指揮官が、パナスタに歓喜をもたらすことを誓った。