楽天の新入団選手発表会見が5日、仙台市内で行われ、ドラフト2位の早大・伊藤樹投手(22)が東北出身バッテリー結成に意欲を…
楽天の新入団選手発表会見が5日、仙台市内で行われ、ドラフト2位の早大・伊藤樹投手(22)が東北出身バッテリー結成に意欲を示した。
早大のエースとして東京6大学リーグで通算22勝を挙げた。秋田出身で楽天ジュニア、仙台育英(宮城)でもプレーした東北ゆかりの右腕は「一球入魂で早稲田大学の気持ちを背負って、そして僕は秋田にゆかりがあるので、東北全体を盛り上げられるように必死に頑張りたいなと思います」と決意表明した。
福島出身でドラフト4位の学法石川・大栄利哉捕手(18)は以前から交流があった。「大栄の兄が(仙台育英出身で)僕の2つ上の先輩で、その時に試合を見に来ていたのが利哉だった。まさか同期入団することになると思っていなかったので、本当にすごい巡り合わせだなって」。その上で「東北の皆さんの前で東北のバッテリーが組めるのは素晴らしいことなのかなと思うので、そこを目指したい」と力を込めた。
来年9月1日には地元秋田でオリックス戦が予定されている。「秋田開催もあるので、こまちスタジアムはなんとか僕の力で埋められるように頑張りたいなと思います」と意気込んだ。
背番号は「20」に決まった。