◆ラグビーリーグワン▽プレシーズンマッチ 静岡ブルーレヴズ54―28浦安(5日、静岡・ヤマハ大久保グラウンド) 静岡ブル…
◆ラグビーリーグワン▽プレシーズンマッチ 静岡ブルーレヴズ54―28浦安(5日、静岡・ヤマハ大久保グラウンド)
静岡ブルーレヴズがリーグワン開幕前の最後のプレシーズンマッチを静岡・磐田市内で行い、54―28で浦安を下した。
来週末にリーグ開幕を控えており、両チームともサブメンバー中心だったが、気を吐いたのが南アフリカ出身のSOサネレ・ノハンバ(26)だ。21―21の同点で迎えた前半終了間際に勝ち越しトライ。計4本のコンバージョンキックもすべて正確に決め、前半だけの出番ながら、計13得点と活躍した。
昨シーズン途中の2月に加入しており、10月には「きつい」と毎年、選手が声をそろえる宮崎合宿に初めて参加。「人生で一番タフなキャンプだった。でも試合並みの強度で練習することができた」と手応えを口にした。この日のパフォーマンスも「みんなの連係がよかった。キックは100パーセント出せた」と笑顔を見せた。
チームは昨季レギュラーシーズンを過去最高の4位で終え、初めてプレーオフに進んだ。初の優勝へ、着実に進んでいる。U―20南アフリカ代表の経歴を誇るノハンバが、目標達成への重要なピースになりそうだ。(里見 祐司)