J1川崎フロンターレが公式ユーチューブチャンネルで公開した「AKI散歩」がファンの話題を集めている。 「AKI」とは、…
J1川崎フロンターレが公式ユーチューブチャンネルで公開した「AKI散歩」がファンの話題を集めている。
「AKI」とは、現在39歳のMF家長昭博のこと。ガンバ大阪アカデミー時代から天才の名を欲しいままにし、2017年に川崎に加入すると翌2018年にはJリーグMVPを受賞。今季が在籍9年目となる。
他の追随を許さないプレースタイルも相まって「孤高」というイメージもある家長だが、今年4月に「川崎の皆さんに恩返しをしたい」という思いからホームゲーム招待企画「家長シート」をスタートさせ、シーズン中の計7試合、各試合41名を招待している。そして11月30日に行われたJ1リーグ第37節のサンフレッチェ広島戦での招待対象は「川崎市の商店街の皆さん」だった。その告知も兼ねて、スタジアム近くの元住吉商店街へ足を運んだとのことだ。
公開された動画には、家長が自ら試合招待のチラシを配りながらの商店街“ぶら歩き”を行い、「いやーみんなちょっと怖いなぁ」「勇気いるな、これ」と怖気付いていたところから「誰か目を合わせてください」との懇願シーンを経て、徐々に打ち解けていく様子が収められていた。また、途中で買い物をしたり、服を試着したり、そば作りに挑戦している様子などもあり、普段のピッチ上とは異なる“天才・家長”の魅力が届けられている。
■「AKI散歩、ぜひシリーズ化してほしいです!」
「AKI散歩」をクラブが「普段なかなか見られない“アキ”の姿をぜひお楽しみください!」として紹介すると、SNS上には「お会いしたかった〜 AKI散歩、ぜひシリーズ化してほしいです!」「だれか目合わせてください(笑)」「“こぶたちゃんと カエルちゃんとしばちゃん 1個ずつ”言い方可愛い」「これ、必見!!!!!」「コレ、需要しかないじゃん」などの声が寄せられた。
動画の最後には家長の「当たって砕けろで結構いろんな人に声をかけさせてもらって本当にいい経験になりました」と感想。その直後に通りかかった子どもに「あっ少年!」と声をかけるも、無視された挙句にダッシュで走り去られて「少年!少年―――!」と家長が叫んで終わるという“オチ”も付けられた。
ファンからは「試合以外のアキさんの素が見られて良かったです。最後の少年と行ってチラシを渡そうとしたとこが良かったです」との感想。今後の継続、展開も期待されている。