カブスの今永昇太投手が5日、大阪市内で行われた「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」に参加した。会議では阪神の左…

 カブスの今永昇太投手が5日、大阪市内で行われた「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」に参加した。会議では阪神の左腕と言葉をかわし、「すごくいい時間だった」と収穫を口にした。

 メジャーリーガーが興味を持ったのは阪神の桐敷だった。24年に70試合登板で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した左腕。今永は「タイガースの桐敷選手とさきほど投球について話をしたんですけど、彼独特のおもしろい感覚の話も聞けた。僕も彼の投球もよく見ているので、すごくいい会話の時間でした」と明かした。

 米国でも動画を見ていたといい「いろんなピッチャーを見るのが好きなので。投げ方見て、変化の仕方を見て、自分で投げられるのかなと想像するのが好きです」と明かした今永。DeNA時代からも進んで他の投手に教えを求めていたが、メジャーリーガーとなっても姿勢は変わらない。

 この日はグラブについて意見交換を行い「(グラブ内に)リングをつけるのは手がグラブの中で遊ばないように。なるべく一体感がほしいので。グラブの中で手が遊んじゃうと力みにつながる」と今永。シーズン中も状態をみながら小指部分に薬指も入れるなど、工夫をしていたという。

 「メジャーはみんなグラブが大きい。少ない指の動きでグラブを大きくする。外野手が使っているような。大きくした方がいいよというアドバイスはもらいます」と明かしたが、現在の小型のグラブを継続して使用する方針。またウェアについても「半袖で投げても長袖で投げてもいいんですが、着てない感覚がほしい。例えばタンクトップと半袖でも全然違う。ユニホームを着ると重く感じる。新しいアンダーシャツを紹介していただいたので使ってみようかと思います。通気性もよくて伸縮性も兼ね備えている」と明かしていた。