◆フィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナル 第2日(5日、名古屋・IGアリーナ) 6日の男子フリーに向けた公式練…

◆フィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナル 第2日(5日、名古屋・IGアリーナ)

 6日の男子フリーに向けた公式練習が会場で行われた。ショートプログラム(SP)で自己ベストの108・77点をマークし1位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)はオペラの名曲「トゥーランドット」に乗せ、冒頭の4回転サルコー、4回転トウループを着氷させるなど順調な調整を見せた。

 SPを今季自己ベストの2位で滑り出した佐藤駿(エームサービス・明大)は冒頭の4回転ルッツで回転が抜けるも、曲かけ後には複数回成功させ、修正した様子だった。練習時間終盤はスピンの確認を入念に行っていた。

 世界王者のイリア・マリニン(米国)は曲かけ練習でジャンプを跳ばず。スピンも軽めの調整だったが、その後は6種類の4回転ジャンプを成功させていた。練習のラストでは、アダム・シャオイムファ(フランス)とともに勢いよく滑り出し、バックフリップを披露して会場を盛り上げた。