2024年パリ五輪柔道男子60キロ級銅メダルの永山竜樹(29=パーク24)が5日、練習公開後に取材に応じた。2年ぶりの王…
2024年パリ五輪柔道男子60キロ級銅メダルの永山竜樹(29=パーク24)が5日、練習公開後に取材に応じた。2年ぶりの王座奪還を狙うグランドスラム東京大会の計量に向け、順調な仕上がりを披露した。
6月に優勝した世界選手権(ブダペスト)では減量トラブルに苦しんだ。
今大会は「減量の期間を増やしたり、食事も前よりもっと考えてやってきた。体重を落とす期間も一気に落とすんじゃなくて、徐々に落としていくようなイメージでやった。体の状態もいいので、その部分は世界選手権の反省が生きていくかな」。
6日の計量に向けては残り200グラムほど。今回は大会前3週間だった減量生活を1カ月前に期間を広げたことで、体に負担なく調整を行えたという。「お子様ランチみたいなのが好きなんで」と言う永山。大会に向けては揚げ物や味の濃い物も控えてきた。
東京大会を制せば、来年の世界選手権への早期内定も濃厚となる大一番。
「今からでもオリンピックに照準を合わせて準備できるようにすることが大事だなと思っている」と自身も通算13度目のGS優勝を見据える。
大好物は「カツカレー」と応えた29歳。「めっちゃ食べたいです。試合後は許してください」。今年最後の国際大会を勝利で締めくくった先には至福の時間が待っている。【泉光太郎】