日本ハムから国内FA権を行使した石井一成内野手が西武に移籍することが5日、わかった。今季5位で3年連続Bクラスに沈んだ…

 日本ハムから国内FA権を行使した石井一成内野手が西武に移籍することが5日、わかった。今季5位で3年連続Bクラスに沈んだ西武は、チーム打率がリーグ最低・232。打撃強化が急務で、二塁手を固定できていなかった。

 石井は早大から2016年度ドラフト2位で日本ハムに入団。今季は二塁のレギュラーとして、108試合に出て打率・259、6本塁打、30打点。パンチ力のある打撃で存在感を示した。日本ハムからは宣言残留も認められ、FA権行使時には「いい提示をしていただいた。試合に出られないと面白くないので、一番は出場機会」と話していたが、新天地でのプレーを選択した。

 西武はDeNAから獲得した桑原に続き、今オフ2人目のFA補強となった。今季年俸4000万円の石井はCランクとみられ、人的補償は発生しない。