◆ストロングスタイルプロレス「ストロングスタイルプロレスVol.37 ―THE 20th ANNIVERSARY― 20…
◆ストロングスタイルプロレス「ストロングスタイルプロレスVol.37 ―THE 20th ANNIVERSARY― 20周年記念大会」(4日、後楽園ホール)観衆1668(超満員札止め)
初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)は4日、後楽園ホールで「ストロングスタイルプロレスVol.37 ―THE 20th ANNIVERSARY― 20周年記念大会」を開催した。
前売りで全席が完売した大会。第4試合のタッグマッチで新日本プロレスの永田裕志が元レジェンド王者・間下隼人と組んでプロレスリング・ノアの藤田和之、フリーのケンドー・カシンと対戦した。
永田は、藤田、カシンと久々の対決。セコンドにタイガー木原リングアナを引き連れ混乱させた藤田、カシンと激しい場外戦。リング上では、エルボー合戦を展開。雪崩式エクスプロイダー、白眼式腕固めなどで追い込んだが、最後は藤田の強烈なサッカーボールキックでパートナーの間下が敗れた。
試合後、永田は、間下の健闘をたたえた上で久々の再会マッチとなった藤田に「電流が体に走るというか、やりがいがあります。スイッチが入りますよね、触れた瞬間。こういう刺激はいいですね」と明かした。今後のSSPW参戦に「呼んでいただけるならありがたく参戦させていただきます」と前を向いた。
一方、勝利にもカシンは「何かひとつ足りない…ピースがもうひとつ…その答え合わせをするために今回来たのに、ひとつ足りない。それは何だ?」と自問自答すると「大仁田さんだよ。大仁田さんだ。大仁田厚が足りなかった。これさえそろえば俺の答え合わせは、すべてかなったんだ」と明かした。
さらに「平井代表は変わってしまった。なんであんな変わったんだ」とつぶやくと藤田にコメントを促し「すべて言ってくれた」と明かした。カシンは、今回の一戦を「何で新日本がこれをOKしたのか?それが不思議だよ。もう永田裕志は入らないってことか。じゃなければ許可するはずない」と疑問を投げかけ、水道橋の闇に消えた。
◆12・4後楽園全成績
▼メインイベント SSPW認定世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
○スーパー・タイガー、竹田誠志(12分03秒 ハイキック→片エビ固め)村上和成●、高橋“人喰い”義生
▼第6試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田、Sareee、○彩羽匠(9分51秒 ランニングスリー→片エビ固め)NORI、MIRAI、宝山愛●
▼第5試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○船木誠勝、デイビーボーイ・スミスJr.(11分51秒 ハイブリッドブラスター→体固め)黒潮 TOKYO ジャパン●、関根“シュレック”秀樹タッグマッチ
▼第4試合 30分1本勝負
○藤田和之、ケンドー・カシン(10分42秒 サッカーボールキック→片エビ固め)永田裕志、間下隼人●
▼第3試合 タッグマッチ
○朱里、八神蘭奈(12分05秒 朱雀)櫻井裕子●、ChiChi
▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
ザ・グレート・サスケ、○タイガーマスク、ハヤブサ(9分42秒 逆打ち)日高郁人、政宗●、阿部史典
▼第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○藪下めぐみ(6分16秒 腕十字固め)志真うた●