◇フィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナル 第2日(5日、名古屋・IGアリーナ) 女子ショートプログラム(SP)…

◇フィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナル 第2日(5日、名古屋・IGアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)に向けた公式練習が午前に行われ、日本勢は千葉百音(木下グループ)、坂本花織(シスメックス)、中井亜美(TOKIOインカラミ)、渡辺倫果(三和建装・法大)が調整した。

 GPシリーズ2連勝でファイナルに進んだ千葉は、曲をかけての練習で冒頭の3回転の連続ジャンプから3本全てを着氷。安定した滑りを見せると、日本女王の坂本もノーミスの演技で順調な仕上がりをうかがわせた。

 17歳でGPファイナル初出場の中井は、武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を曲かけではミスが出たもののその後修正して着氷。MFアカデミーの先輩でもある渡辺は、曲をかけての練習で3回転半をなんとか降りた。

 26年ミラノ・コルティナ五輪前哨戦となるGPファイナルは、日本勢4人、米国勢2人による争い。日本代表選考でも重要な位置づけとなる戦いが始まる。女子SPは午後8時59分開始予定で、滑走順は以下の通り。

1渡辺倫果 9時6分

2中井亜美 9時13分

5坂本花織 9時31分

6千葉百音 9時37分