サッカーの2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会は5日正午(日本時間6日午前2時)か…
サッカーの2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会は5日正午(日本時間6日午前2時)から米ワシントンで行われ、8大会連続8度目の出場となる日本の1次リーグの対戦相手が決まる。
2018年ロシア大会で第4ポット、22年カタール大会で第3ポットだった日本は今回、第2ポット。前回3位のクロアチア、前回4位と躍進したモロッコ、南米勢のコロンビアやウルグアイなどの実力チームも第2ポットで、1次リーグでの対戦は回避できる。
第1ポットはFIFAランキング1位スペイン、2連覇を狙うアルゼンチン、前回準優勝のフランスなど強豪ぞろい。第3ポットはマンチェスター・シティーのFWハーランドを擁するノルウェーが難敵。第4ポットからは、欧州プレーオフから出場を狙う優勝4度のイタリアが入れば「死の組」となる。
強豪国が集まる「死の組」だが、14年ブラジル大会は史上初めて優勝経験国が3チーム入ったD組。18、22年大会は2大会連続で優勝4度のドイツが入ったグループがそう呼ばれた。
◆14年ブラジル大会 優勝経験のあるイタリア、イングランド、ウルグアイの3カ国が入ったD組。1次リーグで優勝経験2カ国が同組は過去8度あったが、3カ国は史上初めてとなった。ただ、結果は大波乱。1位通過したのは格下と思われたコスタリカ、ウルグアイが2位通過となり、イタリアとイングランドが敗退した。
◆18年ロシア大会 ドイツ、スウェーデン、メキシコ、韓国のF組が「死の組」とされた。前回14年大会優勝のドイツが史上初めて1次リーグで敗退し、スウェーデンとメキシコが2勝1敗で決勝トーナメントに進出。韓国は3位で敗退した。
◆22年カタール大会 日本、ドイツ、スペインに大陸間プレーオフを勝ち上がったコスタリカのE組。優勝経験のあるドイツ、スペインにとっては「2強2弱」だったのかもしれないが、日本にとっては「死の組」。それでも日本はドイツ、スペインをともに2-1で撃破して首位通過。2位通過はスペイン。ドイツは2大会連続1次リーグ敗退となった。