ドジャースのデーブ・ロバーツ監督（53）が５日に配信されたＡＢＥＭＡのインタビュー企画「おはようロバーツ」に出演した。大…

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督（53）が５日に配信されたＡＢＥＭＡのインタビュー企画「おはようロバーツ」に出演した。

大谷翔平投手（31）が、来年3月のWBCに出場することを表明したことについて、ロバーツ監督は「驚きはしません。野球、WBC、日本代表、そして、本人とってもいいことだと思います。彼のことを応援できることが楽しみです」とコメントした。

WBC参加について、大谷と話をしたかと聞かれ「いいえ。この決断はショウヘイ本人に任せていました」とコメント。「私の想定としては打者としてのみ。DHのみであれば問題ないと思っています」と野手での出場を想定していることを明言した。

佐々木朗希投手（24）の出場については否定的な考えを示した。「投手は大変です。朗希がWBCで投げたら驚きますね。故障から復帰して間もない中で、（春季キャンプでは）先発投手としての体づくりを行いますが、早期に仕上げるのは難しいと思います」とコメントした。

佐々木は今季、右肩痛で離脱。ポストシーズンではリリーフで活躍したが、来季の起用法については先発復帰することが決定しており、準備には時間が要することを示唆した。

ワールドシリーズMVPに輝いた山本由伸投手（27）についても言及。ロバーツ監督は「由伸にとっても、WBCまでに仕上げるのは難しいと思います。この2年間、たくさん投げてきましたし、休養期間をフルで与えられないとなると、難しくなってきます。日本が（準々決勝の以降）米国ラウンドに進んだ場合、1～2試合投げられる可能性があるかもしれません。どうなるかはわかりません」と、出場する場合は米国ラウンドからの合流を想定した。

「WBCが日本人にとって、どれほど大事なものか理解はしています。しかし、同時に彼らを健康な状態に保たないといけません」と複雑な心境を明かした。