ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)でインタビューに…

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)でインタビューに応じた。日本人選手3選手のWBC出場について、見解を語った。

すでに出場を表明した大谷翔平投手(31)については打者のみでの起用を想定。佐々木朗希投手(24)の来年3月のWBC出場については「投手は大変です。朗希がWBCで投げたら驚きますね。故障から復帰して間もない中で、(春季キャンプでは)先発投手としての体づくりを行いますが、早期に仕上げるのは難しいと思います」とコメントした。

山本由伸投手(27)については「由伸にとっても、WBCまでに仕上げるのは難しいと思います。この2年間、たくさん投げてきましたし、休養期間をフルで与えられないとなると難しくなってきます。日本が(準々決勝の以降)米国ラウンドに進んだ場合、1~2試合投げられる可能性があるかもしれません。どうなるかはわかりません」と出場する場合は米国ラウンドからの合流を想定した。

元巨人の長嶋一茂氏は「この3人が出るWBCであれば、すごく心もワクワクしますし、前回のWBCの時に日本が世界一になって、僕自身もまた野球が好きになりかけたなと。また、あの時の感動を味わいたいなと思ってますけど」と話した。

ロバーツ監督の見解については「ピッチャーの方がどうしても調整は遅くなるんですよね。バッターの方が先にできるので。もし、(大谷が)二刀流でWBCとなると、調整が難しくなるのは当然のことで、また負担もかかりますし、まだ3月は寒い時期ですから、体への負担というところがまたかかってくる。その後、メジャーは162試合ありますし、その後ポストシーズンを入れると180試合くらいになっちゃって、WBCも入れちゃうと、下手したら200試合近くやるわけですよね。全部、フルで出たらですよ。他にオープン戦、練習試合を入れたら、200試合を超えちゃかもしれないです。本当に休みがなくなっちゃうんじゃないかと心配ではありますけども、その辺のところはうまく調整して、出るからにはまた世界一を目指して、頑張ってほしいです」と期待した。