オリックス広岡大志内野手(28)が4日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、年俸2200万円から倍増の4400万円…
オリックス広岡大志内野手(28)が4日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、年俸2200万円から倍増の4400万円でサインした。
10年目の今季は自身初の規定打席に到達。「試合に出られる喜びを感じた。これを1年でも長くやっていきたい」。118試合に出場し、打率2割5分4厘、7本塁打、34打点、9盗塁。主に三塁や外野を守り、1番打者として80試合に出場した。8月17日の西武戦(京セラドーム大阪)では延長12回に自身初のサヨナラアーチを放つなど、勝負強さも光った。
オリメン投票でも初の1位に輝くなど、飛躍の1年。来季もレギュラー奪取を誓った。打撃では「ホームランバッターではないので」と前置きした上で、本塁打15本以上とOPS(出塁率+長打率)8割以上を目標に掲げた。
「優勝のピースになれるように。26年のレギュラーを取るためにまた一からという気持ちで。来年もトップバッターを打てるように頑張りたい」
理想の1番打者にはヤクルト時代の先輩を挙げた。「坂口(智隆)さんを見ていたので。坂口さんのようななんとか食らいついて打席に立っている姿はすごく目に焼き付いている。そういう姿勢は常に忘れないように」。不動の1番打者になるべく、鍛錬の冬にする。【村松万里子】