阪神の井坪陽生外野手(20)が4日、阪神尼崎駅前で行われた「第77回人権週間」のイベントに出席し、虎党からのゲキを力に…
阪神の井坪陽生外野手(20)が4日、阪神尼崎駅前で行われた「第77回人権週間」のイベントに出席し、虎党からのゲキを力に変えることを誓った。この日は「一日人権擁護委員」として約200人の市民やファンへグッズを配る活動をした。
ファンからのゲキはエネルギーにもナイフにもなる。人権について考える機会を得た井坪は慎重に口を開いた。「(ゲキは)阪神(ファン)の伝統的なところもあるし、それで成長することもある」と歓迎しつつも、「人が傷つく誹謗(ひぼう)中傷はダメだと思います」との考えを示した。
イベント内でのインタビューでは司会者から「将来トリプルスリー取れる男」と紹介を受けた。「言われたからには、そこをしっかり目指せる選手になりたい」。ファンからのゲキを力に変え、将来的には3割30本30盗塁を目標とする。