楽天の三木肇監督(48)が4日、米大リーグ・ヤンキース傘下3Aから獲得した前田健太投手(37)の日米通算200勝達成を…
楽天の三木肇監督(48)が4日、米大リーグ・ヤンキース傘下3Aから獲得した前田健太投手(37)の日米通算200勝達成を全力サポートすることを約束した。経験豊富なベテラン右腕の補強に成功し「しっかり物を言い合いながら、しっかりマウンドで力が出せるように。われわれも全力で協力する」とバックアップを誓った。
日米通算200勝へあと「35」と迫る大記録。これまで三木監督と前田の間に接点はないが、14、15年のヤクルトコーチ時代に広島のエースとして君臨する姿を見てきた。「相手投手で嫌だなと思っていた。いい投手なのは重々承知しています」と、勝てる投手の強い印象は今も鮮明に記憶に残っている。
長年、エースとして広島を支えただけではなく、10年間のメジャー経験と引き出しは多い。三木監督は「あんまり気負わずに。できることをしっかりやってもらえたら、それがチームのためと若い選手のメッセージになると思う。彼らしく、今まで通りやってくれたらいい」と願った。チームへの還元を期待し、13年ぶりV奪還の追い風とする。